季節によって変わるのぼりのデザイン

イベントやシーズン、新開発商品などにすぐに呼応して内容を変えられるのがのぼりの好都合な要素ですが、それによって廃棄物が増す結果を招き、自然に負担を与えているのが課題で、弱い素材ののぼりの切れ端が道に落ちているなど美観を乱すポイ捨てに近い形になっている事実も懸念されます。
同様の水を入れて使うのぼりベースでも、棒をしっかり挿せるアタッチメントが備えられていたり、土台の4脚を出して安定感を増したりするタイプも見られ、場所を必要としないコンパクトなタイプや、人が旗を持つ姿に似て少し傾けて固定できるスタンドも見られ、巻き上がりを防ぐ付属品もあります。

のぼりの布地が風に吹かれ上の方に固まってしまう巻き上がり現象を防止するには、布地を竿に固定する方法と、布を風の向きに逆らわず回転させる方式があります。この回転させる方法は布地の負担が少なく長持ちするため固定式に比べほんの少し高いですが、人気があります。
同種ののぼりの中に一個だけ違うのぼりを置くのもインパクトのある方法だとされています。例えば、店の名前だけののぼりを9本立てて、そのあいだにひとつだけイチオシの品物ののぼりを立てると、非常に目立ちます。こうしてのぼりの置き方ひとつで様々な結果を得られるものなのです。
のぼりがきたなくなるのは雨や風だけではないのです。実は変色する原因は車の排気ガスなのです。のぼりの耐用年数は3ヶ月程度ですが、道路のそばに置くとすぐに色がはげて黒く変色してしまいます。そして、風雨があたりさらに色が変色するのです。

東京国体2013の会場となる体育館の学区にある学校の学童たちが、関東地方の1都7県の選手への声援のぼりを描いて並べているのを見かけましたが、それぞれの県の生産物や名産を調査して「絆」など絵入りで作られており、スポーツ祭への夢が高まるとともに児童の感覚が光って楽しい企画でした。
新聞で特集とされているアイテムののぼりを見かけると、情報の裏付けをとるべくフラッと店に入ることがあります。コンビニエンスストアの新作スイーツやプレゼントキャンペーンなど実際に試食してメリットを享受したいと願い、住宅公園の「スマートハウス」というのぼりを見ると、最新の家を見学したくなります。
屋台で大活躍するのぼりは、いろいろなお店の種類ごとに既製品のものもたくさん販売されています。よほど特殊なのぼりでない場合には、おのおのの屋台の種類に合わせて数多くのバリエーションののぼりが用意されています。